農業って、最近なんだかちょっと憧れますよね。自然に囲まれて働く毎日、四季を肌で感じながら育てる作物たち。実は私も少し前に愛媛の農業体験に行ってきたんです。柑橘の香りに包まれて過ごした日々は、忘れられない思い出になりました。今回は、そんな愛媛の農業の魅力について、ちょっと語ってみたいと思います。
愛媛といえばやっぱり柑橘王国
愛媛の農業を語るうえで、まず外せないのがみかん。実際に訪れてみると、どこを見渡してもみかん畑が広がっています。愛媛のみかんは、甘みと酸味のバランスが絶妙。日照時間が長く、海からの穏やかな潮風と山の寒暖差が、美味しさの秘密だそうです。
私が体験した農園では、収穫のお手伝いもさせてもらいました。もぎたてのみかんは、市販のものよりもさらにジューシーで感動もの。作業は地味で腰も痛くなりましたが、太陽の下での仕事は気持ちが良く、汗をかいたあとのみかんジュースは格別でした。
愛媛の農業は進化中
もちろん愛媛の農業は、みかんだけではありません。最近ではキウイやブドウ、高級イチゴなども栽培されています。さらにITを活用したスマート農業や、若手の新規就農者も増えつつあります。例えば、温度や湿度を自動管理するハウス栽培や、ドローンでの農薬散布など、昔ながらの農業に最新技術が加わり、より効率的で高品質な生産が可能になっているそうです。
私が訪れた農家さんも、「昔に比べると本当に楽になったよ」と話してくれました。とはいえ、自然相手の仕事は大変さも多く、天候不順や台風などのリスクとは常に向き合っています。それでも、自分たちが作った果物を美味しいと言ってもらえる喜びが、何よりのやりがいなのだとか。
これからの愛媛農業の可能性
愛媛の農業は、観光とも上手く組み合わせています。観光農園や直売所、収穫体験などが人気で、都市部からの観光客や移住希望者も増えているそうです。私も体験を通じて、もっと農業を身近に感じるようになりました。のんびりとした自然の中で働くというのは、都会の喧騒とはまた違った豊かさがあるんだなと実感しました。
これからも愛媛の農業は、多様化しながら発展していくのではないでしょうか。もし少しでも興味があるなら、一度現地を訪れてみるのがおすすめです。実際に足を運んでみると、思っていた以上に面白くて奥深い世界が広がっていますよ。